こんにちは!
わっしーです。
今回は「なんで今、インスタが必要なの?視覚で伝える信頼の力!」ということで、なんでインスタが注目されているのかを、何故の視点と、どのようにの視点で見ていきます。
現代は「SNSで情報をコレクションする時代」となっており、私たちはSNSを通じて自分に必要な知識やインスピレーションを得ることが多くなっています。
その中でも、Instagramは視覚的なコンテンツを中心に展開されているため、情報を直感的に収集しやすいプラットフォームとなっています。
具体的に以下のような情報がインスタで集められます。
これらは写真や動画を通して直感的にどのような場所やアイテムなのかを理解しやすく、ユーザーが自分のニーズに合った情報を簡単に見つけることができる点が特徴です。
近年では、「ググる(Googleで検索する)」から「タグる(インスタグラムのハッシュタグで検索する)」、そして「タブる(インスタグラムのタブ機能で情報を保存する)」という新しい情報収集のスタイルが広がっています。
例えば、#旅行や#グルメなどのハッシュタグを使用することで、そのテーマに関連する投稿が簡単に見つかり、興味のある情報をすぐにチェックできます。
ユーザーは、何気なくフィードをスクロールしながら気になる投稿を見つけ、詳細を確認するという行動が一般的になっています。
このため、企業や個人の広告的な要素が、ユーザーにとってより自然な形で受け入れられるようになっているのです。
さらに、インスタグラムでの新しい意思決定モデルが生まれつつあります。
例えば、インフルエンサーが紹介した製品やサービスを見て、それを信頼し購入することが増えてきています。
ここで重要なのは、単なる「星(レビュー)」の数よりも「誰がお勧めしているか」という点です。
信頼できる人物やブランドからの推薦が、ユーザーにとっての決め手となるのです。
Instagramは、どんなビジネスにも活用できる強力なツールです。
例えば、飲食店であれば、魅力的な料理の写真を投稿し、クーポンやキャンペーンを告知することが可能です。
また、ファッションブランドであれば、新商品の写真や着こなし提案を通じて、フォロワーの購買意欲を高めることができます。
さらに、今の時代は誰でもインフルエンサーやマーケターになることが可能です。
個人でも小規模ビジネスでも、インスタグラムを使って自身のブランドを効果的にプロモーションすることができるのです。
インフルエンサーとのコラボレーションを通じて、より広い層にリーチできるのも魅力です。
先程の節では、「誰でもインフルエンサーやマーケターになることが可能」と書きました。
しかし、リアルな販売が出来てこそインスタやネットのツールは活きてきます。
成功するためには、インスタを始める前に、まずリアルな販売経験を積むことが重要です。
リアルな現場での経験があるからこそ、オンラインの販売やプロモーションが効果的になります。
そもそも、インスタや各種SNSが出る前に「売れる商品」は無かったでしょうか?
テレアポや訪問販売、DM送付、なんなら口コミなどで広まった商品もありましたよね。
ゲームだと初代バイオハザードが口コミでどんどん売れていったのが有名ですよね。
こんな感じでネットが普及する前にも売れる商品はありました。
Windows95が出て、ネットが出てからもしばらくはネットで商品を買うということは無かったと思います。
その頃は小学生だったので当然使ってませんが、ネット通販黎明期ではAmazonも楽天も知る人ぞ知るって感じでした。
話は戻りますが、ネットが主流になる前は対面型のショッピングが当たり前でした。
今でも服など、サイズが不安なものだったり、口コミが少ない食品はネットでは買わないと思います。
リアルな商売を知っていると何が変わるかというと、「消費者は提供者に対価を払い、商品を買うということ」を学べます。
リアルな販売を通じて、消費者は提供者に対して価値ある対価を払い、商品やサービスを購入するという基本的な取引の流れを学ぶことができます。
この経験は、ビジネスを展開する上で極めて重要です。
消費者が実際にお金を払う瞬間に、何が決定的な要因になっているのか、どのような価値を見出しているのかを肌で感じることができるからです。
Instagramやオンラインを活用する場合でも、このリアルな販売の流れをしっかり理解した上で運営をすることで、消費者にどのようにアプローチすべきか、何が決め手になるのかが見えてきます。
しかし、Instagramは基本的に非対象なツールの為、物を売る場合は対面型に比べると格段に難しいです。
対面であれば、顧客の表情や声のトーンから興味の度合いや不安を読み取ることができますが、Instagramではフォロワーの反応をその場でリアルタイムに感じることができません。
顧客の満足度やニーズを読み取るためには、エンゲージメント(いいねやコメント、DMなど)に依存する必要があるため、フィードバックの質や量がリアルな店舗に比べて限定的になります。
さらに、非対面では投稿のニュアンスが伝わりにくいことも多く、フォロワーに誤解されるリスクも高まります。
例えば、対面であれば一つの質問に対して複数の回答や説明を補足することができますが、インスタでは一度の投稿で全てを伝えることが求められます。
そのため、視覚的に魅力的で分かりやすいコンテンツ作成が、リアルな販売以上に重要になります。
このように、非対面のインスタ運用では、顧客とのリアルタイムな反応や直接的なコミュニケーションが欠けている分、どのようにして顧客の声を聞き取り、それをコンテンツに反映させていくかが大きな課題となります。
リアルな販売で得た経験やスキルをどのように非対面の場に応用するかが、インスタでの成功のカギとなるのです。
Instagramは、その視覚的なコンテンツと直感的な操作性によって、商品やサービスのプロモーションに適したツールです。
リアルな販売で得た顧客理解や価値提供の感覚を活かし、Instagramをビジネスに取り込むことで、幅広い層にリーチし、効果的に商品をアピールできます。
非対称型のツールとしてインスタをビジネスのツールとして使うには何を考えるべきでしょうか?
インスタをビジネスのツールとして活用するには以下のポイントが鍵となります。
これらを意識することでInstagramはただの写真共有アプリではなく、ビジネスを効果的に展開するための強力なツールとなり得ます。
Instagramをビジネスに活用する手段として、最近特に注目されているのがマイクロインフルエンサーです。
マイクロインフルエンサーとは、フォロワー数が1万人から3万人ほどのインフルエンサーを指します。
彼らは企業や個人からのPR案件を獲得し、安定した収益を得ることが可能です。
マイクロインフルエンサーは、大規模なインフルエンサーと比較してフォロワー数は少ないですが、フォロワーとの距離感が近く、エンゲージメント率が高いことが特徴です。
つまり、フォロワーにとって信頼できる存在であり、彼らのおすすめや紹介する商品やサービスに対する信頼度が非常に高いです。
そのため、企業がマイクロインフルエンサーを起用することで、ターゲット層への直接的かつ効果的なアプローチが可能になります。
例えば、美容やファッションに特化したマイクロインフルエンサーは、彼ら自身がリアルに使っているアイテムや商品をフォロワーに紹介することで、フォロワーの購買意欲を刺激します。
ここで重要なのは、フォロワーにとって「信頼できる誰か」が紹介しているという点です。
フォロワーは単なる広告よりも、信頼するインフルエンサーからの推薦をより重視します。
マイクロインフルエンサーの可能性について話しました。
では、何故インフルエンサーを信頼するのかという点から見てみましょう。
インフルエンサーを信頼する理由は3つあります。
この3つからフォロワーさんは共感し、また情報提供してくれるインフルエンサーを信頼し、購入してくれるようになります。
ここでは、インフルエンサーが信頼され、親近感を持たれる理由を客観的に分かる「科学的視点」で見ていきましょう。
ここで説明する根拠は4つあり、
以上の4つのポイントが根拠と言えます。
普段聞き慣れない「パラソーシャル・インタラクション理論」について説明します。
この理論は、テレビやインターネット上の人物に対して、一方的な「友情」や「親しみ」を感じる心理現象を説明するものです。
インフルエンサーとフォロワーの関係性でいうと、インフルエンサーの方の投稿を見て、
めっちゃ勉強になる! 参考にさせてもらおう!
こんな感じで対面としては会っていないにも関わらず共感したり憧れたりすることを説明する理論です。
Xとかで「有識者の先生が言ってたから違いない!」的なポストが正にこれです。
インフルエンサーとしてこの理論のような状態になるのはかなりの試行錯誤があってこその物です。
だからこそ信頼できる関係を築くことが出来、マイクロインフルエンサーには魅力を感じるんですね。
こちらも聞き慣れないですが日本語では「社会的証明の理論」といいます。
この理論によれば、人は他者が支持するものを自分も良いと判断する傾向があります。
例えばInstagramを見ていて、いいね数が5しかついていない投稿と、いいね数が500ついている投稿があったらどちらを信用するでしょうか?
多くの人は恐らく多数の500いいねをついている投稿を信頼すると思います。
自分なら断然多い方を信用しちゃいますね。
この効果は、特にマイクロインフルエンサーのような特定のターゲット層に信頼されている人物において顕著に現れます。
フォロワー数や「いいね!」の数、コメントの多さが、インフルエンサーの意見を強化し、結果的に信頼感が高まるのです。
こちらはよく聞くと思いますが「同調圧力」からもインフルエンサーの強みが分かります。
例えば、
○○さんと☓☓さん、それに△△さんがマジオススメって言ってたよ。
という感じで知り合いからオススメされたらどうでしょうか?
よー分からんけどとりあえず見てみるかなぁ
って感じで雰囲気的に流されることがあったりします。
インフルエンサーにも同じことが言えて、数多くの人がいいねとか保存とかシェアしていると、
なんとなく見ようかな
ってなって色々な形で拡散され、商品なら販促効果に繋がる感じです。
インフルエンサーが発信する内容には、彼らの個人的な価値観やライフスタイルが強く反映されています。
フォロワーがそれに共感を覚えると、
この人は自分と似た価値観を持っているかも!
この人が使う商品なら自分にも合うかも!
といった感情が生まれ、信頼感が増します。
特にマイクロインフルエンサーの場合、そのニッチなテーマや特定のライフスタイルに共感するフォロワーが集まるため、フォロワーとの強い結びつきが生まれやすいです。
哲学的な心理描写として、Xのポストやインスタで伸びている投稿を見てみましょう
こんな感じで、XやInstagramで多くの共感を得ている投稿やコメントを見ると、ただの「いいね」やリツイートに留まらず、インフルエンサーの発信がフォロワーの具体的な行動に繋がっていることが分かります。
たとえば、料理に関する投稿であれば、「実際に作ってみました!」「このレシピはすごく参考になりました」といったコメントが寄せられます。
また、自己改善やライフスタイルに関する投稿には、「この考え方を取り入れてみます」「このアドバイスのおかげで前向きになれました」というフォロワーからの感謝の声が上がることが多いです。
こうした反応は、インフルエンサーの投稿が単なる情報の共有に留まらず、フォロワーの生活や行動に直接影響を与えていることを示しています。
フォロワーは、共感した内容を基に自分自身の生活に取り入れ、その結果をインフルエンサーに報告することで、さらに強いコミュニケーションの輪が広がっています。
これが「共感を通じた行動変容」の具体例であり、インフルエンサーがフォロワーにとって心理的にも実際的にも大きな影響力を持つ理由です。
このように、Xやインスタグラムの投稿を通じてフォロワーに共感を得て実際の行動に繋げることで、インフルエンサーはさらに強い信頼関係を築くことができます。
この信頼関係が深まるほど、フォロワーの数が増え、エンゲージメントも高まっていきます。そして、こうした影響力を活用し、収益化を目指すことも可能です。
収益化を目指すためには、まずアカウントを魅力的に整えることが不可欠です。
具体的には、プロフィールの設定、投稿内容の充実、そしてターゲットに合った情報発信が重要なポイントとなります。
たとえば、フォロワーが共感しやすく、参考にしやすい具体的なアドバイスや日常生活に役立つ情報を定期的に投稿することで、アカウント全体の魅力が高まります。
さらに、プロフィールは第一印象を決定づけるため、インパクトのある自己紹介や、フォロワーに「この人の投稿をもっと見たい」と思わせる工夫が必要です。
魅力的でターゲットに合ったプロフィールが整えば、フォロワーが興味を持ちやすくなり、自然とエンゲージメントが高まります。
インフルエンサーとしての実績や影響力が増してくると、企業からPR案件のオファーを受けることも増える可能性が出てきます。
しかし、案件を受けるためには、インフルエンサー側からDMを通じて企業に直接アプローチすることも効果的な手段です。
自分のフォロワー層やエンゲージメント率をアピールし、企業にとって価値あるパートナーであることを示すことが大切です。
企業とのコラボレーション案件が増えると、フォロワーに対しても「信頼できるブランドと連携している」というメッセージが伝わり、フォロワー数のさらなる増加が期待できます。
こうしてフォロワーが増えれば、エンゲージメントも増え、結果的に収益も拡大していくという好循環が生まれます。
今回は「なんで今、インスタが必要なの?視覚で伝える信頼の力!」ということでインスタがSNSで注目されている理由等を解説させて頂きました。
ポイントとしては、
以上の内容が今回のポイントでした!
また、自分は「SmartPost」や「マデサポ」といったInstagramのコンサルを受けていて、今後もそういったノウハウの提供をしてまいりますので宜しくお願い致します。
今後も「何故」と「どのように」の視点での食育の発信や、Instagramのノウハウの発信をしてまいりますので宜しくお願い致します。